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エリア紹介
瀬戸内海は多島美の広がる日本最大の内海です。東西に細長く、長さはおよそ450km。端から端までチャーター船で旅するとおよそ1週間かかります。そんな瀬戸内海の船旅をどこから始めればいいか。私たちは4つのエリアに分けて、それぞれのエリアの見どころを、わかりやすくご紹介いたします。
【主要エリア】
私たちの主要な運航エリアを4つに分けて、ご紹介します。
※エリア名をクリックすると、エリア詳細をご覧いただけます。
広島エリア
世界遺産の原爆ドームや宮島など、瀬戸内海でも特に訪日旅行客に人気のエリアです。
隣接する山口県の島も入れると約20余りの有人島があり、古くから海外との交流が盛んでした。
また、広島といえば、牡蠣の生産量日本一を誇り、1〜3月は、毎週末どこかで「牡蠣祭り」が開催されています。殻付きの牡蠣を豪快に鉄板で焼く「牡蠣焼き」は、この地域の冬の風物詩と言えるでしょう。
おすすめ
宮島・嚴島神社
宮島といえば、海に建てられた大鳥居が有名な嚴島神社です。いにしえより島全体がご神体として崇められており、1168年頃、陸を汚さないよう海中に社殿が建てられ、現在の嚴島神社が完成しました。島では野生の鹿たちが出迎えてくれ、参道では名物「もみじまんじゅう」をはじめ、さまざまなご当地グルメが味わえます。(※2024/6/26現在、高舞台は修理工事中です)
下瀬美術館
日本が誇る世界的建築家 坂 茂が手掛けた建築を最も楽しめる美術館です。2024年には、ユネスコで創設された建築賞・ベルサイユ賞の「世界で最も美しい美術館」に選出されるなど、世界から注目を集めています。
西条酒造通り
日本三大酒どころの一つ広島県の西条エリアには、7つの酒蔵が並ぶ情緒ある街並みが残っており、国内外の日本酒ファンが訪れる人気スポットです。酒蔵で日本酒の利き酒を楽しんだり、日本酒を使ったローカルフード「美酒鍋」も絶品です。毎年秋に開催される「酒まつり」は2日間で20万人が訪れ、町中が日本酒一色に染まります。
お好み焼き
広島といえば、お好み焼きが有名です。広島風お好み焼きは、地域の文化と歴史が詰まった一品です。広島を訪れた際は、ぜひ本場のお好み焼きを楽しんでください。
しまなみエリア
しまなみは「日本のサイクリングの聖地」と呼ばれ、自然、文化、食も満喫できるエリアです。
温暖な気候をいかした柑橘栽培が盛んで、特に国産レモンの生産量は日本一。レモンや柑橘を使ったジェラートやスイーツが人気。また、熟練の庭師が手掛けた日本庭園で「禅」体験ができるのも、このエリアの特徴です。
おすすめ
サイクリング
6つの島を7つの橋で結ぶしまなみ海道は全長約70m、世界でも珍しい海上のサイクリングロードです。個性の異なる島々をサイクリングしながら、島の歴史やグルメが楽しめます。150箇所にも及ぶサイクルオアシスは住民ボランティアで運営され、トイレ、空気入れ、給水などを無料で提供。サイクリストに優しい土地柄も人気の秘密です。
神勝寺
「神勝寺 禅と庭のミュージアム」では、庭師の手がけた庭をゆったりと散策し、香り高い茶を楽しむことができます。また、古典に触れ、禅の深遠な世界を五感で味わう贅沢なひとときを過ごせるのもここならでは。禅の広大な哲学と日本の美を同時に体験できる特別な空間です。
大山祇神社
大三島にある大山祇神社は、1300年の歴史を有する瀬戸内海を代表する神社。宮島の嚴島神社とならび、海の神様として、船乗りや海運関係者から厚く信仰されてきました。また戦勝祈願の神様としても知られ、宝物館に集められた鎧や刀などのコレクションは日本一。特に国宝の千年前の鎧は必見。女性が着けたと伝わる珍しい鎧もあります。
尾道ラーメン
80年以上前に広島県尾道市で生まれたご当地ラーメン。鶏ガラと瀬戸内海の小魚からとった魚介ダシを合わせた醤油ベースのスープと、表面に浮かぶ背脂ミンチが特徴。存在感のある豚の背脂ミンチはぷるぷると柔らかく、さっぱりとしたスープに独特のコクが加わり、クセになる美味しさです。JR尾道駅を中心に30軒余りが点在しています。
岡山・香川エリア
現代アートで知られる直島をはじめ、2010年から3年に一度島を舞台に開催される「瀬戸内国際芸術祭」など、近年アートや建築で注目される「岡山・香川エリア」。
このエリアは、大小の島々が点在するように散らばり、各島に立ち寄り、美しい風景と豊かな歴史・文化を体験するアイランドホッピングもお楽しみいただけます。
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直島・豊島・犬島
現代アートの聖地「直島」、自然とアートが共存する「豊島」、アートで再生した近代産業遺産の島「犬島」は、海外からも多くの旅行客が訪れる人気の観光地です。
志々島
山の中腹に鎮守する島の守り神、樹齢1200年の大楠。その地を這うような非現実的で圧倒的な存在感は古来より人々を魅了して止みません。
この巨木に魅了されて島に住み着く人もいるといいます。巨木を抜けた先の展望台から見渡す瀬戸内海は絶景で、季節によっては美しい花畑が咲き誇ります。
瀬戸大橋
瀬戸大橋は、岡山県と香川県をつなぐ世界一長い鉄道道路併用橋です。その美しいアーチは夜になるとライトアップされ、また、日の出や夕陽が特に美しい撮影スポットとして親しまれています。この橋は地元のシンボルであり、日本の観光名所の一つとして多くの人々に愛されています。
北木島
瀬戸内海の海の幸といえば牡蠣。岡山県の北木島では、漁船で牡蠣の養殖場へ行き、とれたての牡蠣を味わうことができます。ここの牡蠣は年間通じて生牡蠣として海外にも輸出されており、「皇帝牡蠣Emperor Oyster」として高い評価を受けています。その美味しさの秘密をぜひ実際に体感ください。
神戸・大阪エリア
「神戸・大阪エリア」は、大阪湾沿いに関西空港、神戸空港があり、瀬戸内海の東の玄関口です。
中でも神戸は1000万ドルの夜景で知られ、ベイエリアの観光スポットも充実しています。
「神戸ビーフ」や日本三大酒どころの一つ「灘五郷」など、グルメエリアとしても期待でき、都市の魅力と豊かな自然を両方楽しめるのが、このエリアの最大の特徴です。
おすすめ
姫路城
日本の木造建築の最高傑作と言われる姫路城は、城壁が白く白鷺(しらさぎ)が羽を広げて飛び立つ姿に例えて「白鷺城」とも呼ばれます。建城は1609年、日本最大級の天守と100棟近くの建物が現存し、日本の城郭構造をほぼ完璧に残していることからユネスコ世界文化遺産にも登録されました。春は桜の名所としても愛されています。
神戸ビーフ
世界中で知られる「神戸ビーフ」は兵庫県で誕生しました。日本で唯一、他地域の牛を交配していない純血の黒毛和牛を「但馬牛」として100年以上守っており、中でも厳しい審査基準をクリアした最高クラスのみが「神戸ビーフ」を名乗ることが許されます。年間わずか6000頭ほどしかない希少牛をぜひ本場で味わってみてください。